この度、清友アカウンティンググループの中核法人として清友税理士法人を設立いたしました。また、本年はその前身である中野事務所が大正13年に創業してから100年の節目の年を迎えます。
創業以来、京都を中心として会計税務業務を途切れることなく継続して展開してまいりました。これも偏に顧問先をはじめとする関係各位のご支援の賜物と感謝申し上げます。

我が国において会計税務の資格制度が確立されていなかった当時に会計ベンチャーとしてとして創業した事務所のアイデンティティ
①顧客のために誠心誠意対応する
②会計税務の枠にとらわれずに顧客の要望に応じてできる限りのことに取り組む
③「忘己利他」の精神で顧客の喜びを我が喜びとする姿勢
は現在も脈々と受け継がれています。

長年にわたって築き上げてきた顧客との信頼関係が私たちの財産です。私たちは企業の決算や税務対応のみならず、経営にかかる諸問題への対応や公益法人等の各種団体の指導/サポート、相続/事業承継案件に数多く携わってきました。
さらに、時代の変化への対応も当事務所の特徴で、早くから会社法や税法を組み合わせた組織再編や種類株式などのソリューションを提供し事業再生などの対応も多面的に実践してきました。昨今ではM&Aにかかるサポートにも取り組んでいます。それらを通じて蓄積された事例、経験がノウハウとなり、また、その取り組み姿勢と実績が社会に対する信用を形成してきました。 我々のグループ内には税理士のみならず公認会計士、司法書士も在籍しており、それぞれの得意分野を発揮し総合的に課題解決に取り組んでいます。また、グループ内で完結できないサービスについては関連士業を含めた連携関係を構築することによって、ワンストップによるサービスを提供しています。私たちは、これからも問題解決のゲートキーパーとしてより多くの先様へこれまで蓄積してきたノウハウを活用し、顧客のためになるサービスを提供し続ける存在でありたいと思っています。

また、良き会計人を育成し世の中に輩出していくことは私たちの責務であると考えています。そのためにバランスの取れた人材育成のシステムを再構築し、当事務所に所属する職員には、多くの仲間とともに切磋琢磨して遍く成長できる環境を提供していき、その中から成長した者がさらに活躍できる場を提供していきたいと考えています。 これからも良き会計人を育成し、成長した仲間としっかりと会計税務業務を担い、経営にかかる諸課題を経営者に寄り添いながら解決していくという循環の中で、私たちが関与する先様が満足し幸せになるよう、良きネットワークのハブ（結節点）となれればと存じます。
引き続きのご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。